東京・生活者ネットワーク『2023年新春の集い』に参加してきました
東京・生活者ネットワーク「2023新春のつどい」に各ネットの統一地方選挙の予定候補者が勢揃い。
能條桃子さん24歳、ノーユースノージャパン代表の弾丸トークを心地よく聴かせてもらいました!
率直で、真面目に明るく、行動力抜群!
日本の若者は何故こんなにも政治に関心が無いのか、デンマークに行ってみてよくわかった、若者の投票率8割という関心の高さは何処から来るのかなど、とても興味深いテーマを分かりやすく分析してくれました。
また、能條さんの育ったまわりには、神奈川の生活クラブや生活者ネットの「友だちのお母さんが沢山居たので、親しみを感じます」という言葉に、成る程!と腑に落ちる嬉しさでした。
「思い返せば、子どものころ、子ども会や色々なところで自分たちのやりたい事を考えてやってきた、その後ろには、それを見守ってパックアップしてくれた、そうした主婦の人たちが居た。今、自分の世代では主婦はいない、子どもたちは習い事など、お金と引き換えの消費の対象。どうして行くのが良いんだろうかと思っています」との事。
成る程、その通り。
私は、彼女たちの母親世代で、夫の給料で暮らせる主婦だったから、PTAや生協や色々な活動に参加してきた。
夫の給料で食べていることが負い目でもあったが、それは決して悪いことばかりではなかった。
それはワーカーズ30周年の場で社会学者の小熊英二氏も言っていたではないか。
時間と余裕のある人が、ある種の運動を支えてきた。
今、主婦が激減したことはよく引き合いに出されるが、女も男も働い て好きな事をする時間がない。
働きながら、仕事以外の社会活動に参加したり、好きな事をやる「生活時間を取り戻す」ことが必要。
これは、ジェンダー論で浅倉むつ子さんが仰っていたこと。
若い能條さん達と「生活時間を取り戻す」運動を進めていきたいと強く思いました。