『はあと多摩』を視察に行きました
立川に開設された「ひとり親家庭支援センターはあと多摩」を視察させて頂きました。
とても良かったので「離婚」で悩んでいる方には是非お勧めしたいと思いました。
稲城市議会でもひとり親支援として離婚前から受けられる支援が少ないということで12月議会で以下の通り質問しました。
1 離婚調停中の子育て家庭の相談窓口について
2 ひとり親になったときに受けられる支援について、どのようなものがあり、それらの支援が分かるパンフレットや手引があるか、また離婚が成立していない場合でも受けられる支援はあるのかについて
3 国は、離婚前後親支援モデル事業で、離婚協議開始前の父母等に対して、離婚が子供に与える影響、養育費や面会交流の取決め、離婚後の生活を考える機会を提供するための講座の開催、ひとり親家庭支援施策に関する情報提供を行うモデル事業で令和元年度から補助金を創設したがそれについて検討しているか
4 さきに別居中・離婚前のひとり親家庭実態調査で問題とされた児童手当について、子どもと同居している親に支払われるべきであり、受給者変更手続に関する周知が十分にされているのか、実態に合わせた支給の点検がきちんと行われているのか
東京都の事業で同様の施設は飯田橋にありましたが、多摩地区にも開設して欲しいと生活者ネットからも要望し2020年度に立川に「はあと多摩」が開設されました。
殆ど全ての相談や支援が無料で受けられ、子連れで行ってもOKです。立川駅から5分です。
離婚を考えているけれど、何をどうしたら良いかわからない、仕事は?子どもは?住むところは?弁護士は?養育費や面会交流の取り決めは?
まずは相談して下さい。一緒に考えてくれます。
「離婚」を前提にはしていませんから相談者の揺れる気持ちに寄り添ってくれます。
家庭裁判所での調停などが必要なケースは調停員による相談もあります。弁護士による相談では、離婚問題に詳しい弁護士の相談が受けられます。
自治体の窓口で相談するのはちょっと抵抗があるという方も、程よい距離感で周りを気にすることなく相談できますし、必要なときには自治体の支援に繋いでくれます。
グループ相談会などで、同じような悩みを持った方との交流や情報交換も出来ます。
もちろん、男性のひとり親の方も利用できます。
稲城からは南武線に乗れば15分、丁度良い近いところに心強いセンターが出来て良かったと思います。